海外で飛行機に乗り遅れたときにする行動

トラブル系

こんにちわ。なんごくです。

今日は、海外旅行の時飛行機にうっかり乗り遅れてしまった場合にどういう風に対応したらいいものかをご紹介します。かくいう私も海外の空港で飛行機に乗り遅れた経験があります。その際は幸いにもネット環境がございましたため、調べることができましたがそれでも乗り遅れた場合の情報が少なく、苦労致しました。これがさらにネット環境がなかったり、中国国内のネット規制「金盾」があったりすると、検索すらできないので大変しんどい思いをすることになります。今日は、乗り遅れたとき、手遅れにならないためにする方法、またこれからの展開を有利に進める方法を紹介します。

乗り遅れそうなら事前に連絡しておく

まず、乗り遅れそうな場合です。ウェブチェックイン済みなどではなく空港のカウンターでチェックイン手続きをしないといけない場合や受託手荷物がある場合、空港のチェックインカウンターでなにかしらの手続きがある場合は締め切り時間が搭乗時刻の30分前や1時間前となっている場合があります。まず、その時間に間に合わなさそうであれば、予め航空会社のコールセンターに連絡しておきましょう。LCCでは難しいですが、ANAやJALなどのFSCであれば時間の融通をしていただいたりできます。カウンターにもその情報が伝わっているので、例えば空席待ちが発生している場合などに他の人に明け渡されるようなことがなくなるかもしれません。FSCならとりあえずコールセンターに相談してみることが大切です。

乗り遅れてしまった場合

乗り遅れてしまった場合は、乗り遅れたとツイッターに書き込む前に代わりの航空券を大至急手配しましょう。FSCならカウンターに行けばひょっとすると変更手続きをしてもらえるかもしれませんが、そうでなかったりLCCの場合は、迅速に代わりの航空券を手配しましょう。

手配する方法は、

  • 空港のチェックインカウンターで当日の便に空席がないか確認して購入する
  • 航空会社のサイトで購入する
  • 航空会社のアプリで購入する

があります。アプリを入れておけば個人情報を登録できたり便利な機能が多いのでいくつか入れておくといいでしょう。

LCCを含めた海外航空券を購入できるサイトをいくつかご紹介しておきます。

また、購入する航空券で大事なのは、到着空港をこだわらないことです。最終的に日本に返ってくることさえできればいいわけですから、例えば関東圏の人が羽田着にこだわってしまうばかりに航空券がなかったりします。成田空港に変更することでLCCを含めた幅広い航空会社が選択できるのでいろいろな経路をチェックしましょう。

また、決済のために予めクレジットカードは海外旅行に持っていきましょう。なくすのが心配という方や不正利用が心配な方もいると思いますが、紛失・盗難時や不正利用の際はカード会社の保険が利用できますし、飛行機に乗り遅れた場合の航空券の購入にクレジットカードは大変便利です。空港カウンターでも支払いは現地通貨しか利用できません。もうすぐ帰国という人間がそこの現地通貨をたくさん持っていることは少ないと思います。

出国した後に乗り遅れてしまった場合

出国する前であれば代わりの航空券さえあれば大丈夫ですが、出国してしまった後だとややこしくなります。

出国審査終了後、つまりパスポートに出国のスタンプを押されてしまうと、出国したことになります。この出国手続きは、自国内で犯罪者になっていないかとか様々な審査があります。出国するということは出国するための交通手段があることが前提ですから出国できます。乗り遅れた場合、出国するための交通手段がなくなってしまうため、出国手続きを取り消す手続きをしないといけません。これは入国手続をするのではなく、出国する前の状態に戻す作業となるので、入管にとってはイレギュラーな対応をすることになります。

出国後に乗り遅れるパターンはオンラインチェックインを済ませているかカウンターでのチェックインで搭乗券をすでに持っている場合になります。この搭乗券は、手続きの際に必ず必要になります。ムカついて捨ててしまったりしないようにしてください。特にスマホのアプリの画面が搭乗券になっている場合、アプリによっては該当便が出発してしまうと搭乗券の画面が表示されなくなってしまう場合があります。そうならないように、搭乗券画面のスクショをとっておいたり、iPhoneの場合はWalletに登録しておきましょう。私はこの搭乗券が画面で表示できなくなってしまったばかりに大変な手間がかかりました。

また、出発する別の航空便のチケットが手配できているなら、eチケット控えや旅程表など代替の交通機関があることを示せる画面を用意しておきましょう。入管の審査官に提示をお願いされるかもしれません。

出国手続き取消の流れはつぎのようになります。

空港の案内カウンターに事情を説明する

空港の案内カウンターやインフィメーションで自分が飛行機に乗り遅れたこと、出国取消をしたいのでどこに行けばいいかを訪ねてください。

英語であれば

I missed my flight and I want to candel my departure.

と発音するかこの英語の画面を見せてください。すると航空会社はどこと聞かれます。答えてもいいですし、めんどうであれば搭乗券を見せてください。すると、航空会社のカウンターに案内されます。この航空会社のカウンターはエアサイド内のカウンターです。出発が遅れてしまったり欠航になったときの窓口になるカウンターです。搭乗口のカウンターでは無いので気をつけてください。

航空会社のカウンターで事情を説明する

航空会社のカウンターに着いたら再度自分が飛行機に乗り遅れたことを説明してください。その際に搭乗券・自分のパスポートが必要になります。

ここからは航空会社の地上係員が仕切ってくれます。地上係員の指示に従ってください。イレギュラーな対応なので途中職員用通路を通ったり、入国の動線に入ったりすることがあります。係員から離れてしまうと不審者になりますのでくれぐれも係員から目を離さないようにしてください。

入管で出国取消の手続きをする

入国管理事務所で出国取消の手続きをします。ここで、代替便の搭乗券や控えの画面が見せられるなら見せましょう。

自分はこの時、乗り遅れた便の搭乗券を見せられなかったがために一度乗り継ぎカウンターで航空券を買った証明になるものを発行していただきました。あのときはあの係員さんに大変感謝いたしました。

免税品の課税手続きを行う

これは国によってまちまちなのですが、空港のエアサイドで購入した免税品は国内に一旦とはいっても持ち込んでしまうので免税品の課税手続きが必要になります。国によっては審査がない場合もありますが、税関を通過するときは、必ず自分が飛行機に乗り遅れたので出国が取り消された旨を伝えましょう。

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