エアアジア・ジャパン【欠航】レポート3/1 DJ9→3/2 DJ1→DJ9

LCC
エアアジア・ジャパンの最前列

みなさまこんにちわ。なんごくです。

今回は、もう発表から何年立ったかもわからないほど就航延期の末、劇的な就航を行いました新生エアアジア・ジャパンの搭乗レポートです。

中部国際空港から新千歳までの便の搭乗を予定していましたが、セントレアというと嫌な予感が再燃いたします。まずはそこから解説します。

セントレアの呪い

セントレアの呪いとは

セントレアの呪いとは、私なんごくが中部国際空港通称セントレアから飛行機に乗れない呪いをかけられてしまったことから始まります。

始まりは二年前の香港便。詳細は忘れましたが、結局その時は関空までバスを乗り継いで行きました。

二回目は昨年9月のまたまた香港便。香港の台風にばっちり遭遇しまして、香港から飛行機が飛ばないということで欠航になりました。このときは、旅行保険を利用できたのでセントレアからミュースカイ・東海道新幹線・京成スカイライナーで成田まで行って成田空港から香港エクスプレスで香港まで行きました。旅行保険が利用できたので財布は痛みませんでした。

今回の呪いはどうだったか

海外はなかなかいかせてくれないので国内線でチャレンジしましょう。せっかくエアアジア・ジャパンが就航しましたので、ブログ名にLCCが入っているので取材しない訳にはいきません。

今回の航空券は就航記念の運賃5円チケットです。空港税等が入るのでトータルで715円ですが、普通に格安運賃です。セントレアの呪いがありますが、台風シーズンではありませんし、いくらLCCでも早々のことがない限り欠航なんかしません。呪いを解くチャンスだったのですが…

 

(振りです完全に)

 

 

エアアジア・ジャパン搭乗レポート

改めて、本題

セントレアの呪いはご理解いただけたと思うので、早速セントレアの呪いを解くためにチャレンジしましょう。ここからは、汗と涙のセントレアチャレンジもといエアアジア・ジャパン搭乗レポートをお届けいたします。

2018年3月1日DJ9(セントレアチャレンジ三回目)

奇跡の爆弾低気圧

台風がこないからといって油断していました。台風よりもたちが悪い爆弾低気圧です。

近畿・東海で春一番が宣言された3月1日。各地で様々な被害が確認されています。そんなときにピンポイントに予約を取ってしまったなんごく。奇跡以外の何物でもありません。とりあえず、当日の午前便は新千歳についたようなので、不安な思いは少しはないです。要は新千歳についてしまえばこっちのもんですから。

セントレアのホームページには欠航情報はありません。新千歳からの飛行機も空港の発着情報を見ると欠航も少なそうなのでこれは飛ぶのではないかと一抹の期待が残ります。

大体人間そこまで空港から嫌われるなんてs…(文字数)

セントレアまでは順調

沖縄でのJGC修行の途中で、3月のチケットを取ったことをすっかり忘れていましたのでやや強引に北海道旅行を計画しました。

沖縄からセントレアまでは、JTA42便での移動。しっかりクラスJにアップグレードを行いFOPを稼いでいきます。

今までJTAの印象は、古い機材で機内wi-fiが利用できないハズレ路線という認識でしたが、今回は新造の737-800機で、機内wi-fiもデュアルバンドで高速というなかなかのサービス。シートが固くてリクライニングするのに腹筋のトレーニングが必要なクラスJシートでもなく、楽にリクライニングすることができる最新チェアです。

JTAのB737-800

また、機内でVR体験ができるということ。機内で配布のVRゴーグルと機内wi-fiを繋いだスマートフォンを利用することで、VR体験ができます。

今回は、沖縄美ら海水族館とコラボレーションしたジンベエジェットでした。鼻のところがお気に入り。

そんな、JTAならでわのサービスにすっかり虜になったなんごくですが、セントレア到着早々にこんなショートメールが舞い込んできました。

欠航のお知らせ(チャレンジ失敗!!)

 

 

はい、欠航のお知らせです。

詳細はメールを確認しろというので確認すると、欠航したから返金か振替を選んでねというありきたりなメール。LCCなので、保障は期待できないと思い、セントレアラウンジに入ってコールセンターに電話して、明日朝イチの便に振り替えてもらいました。エアアジア本体ではなくエアアジア・ジャパン専用の回線を利用しているようで、多少の混雑はあったものの比較的つながりやすかったように思います。このときにカウンターに行っておくべきだとはこの時気づく良もなかったのです…

その場で、空港島のホテルを予約して、本日はコンフォートホテル中部国際空港に宿泊することに。

ホテルのレポートは後ほど記事にしようと思います。

 

2018年3月2日 DJ1(セントレアチャレンジ四回目)

快適な睡眠の最中に再びショートメール受信

コンフォートインは睡眠を大事にしているホテルだそうです。ホテルでなかなか枕とマットレスの説明POPを用意しているところはありません。

 

そんな快適な睡眠を貪っている中、一通のショートメールを受信しました。ショートメールなんてなかなか来ません。せいぜい三井住友銀行を騙ったフィッシングメールか吉野家に並びましょうクーポンくらいです。

嫌な予感がしますね…

欠航のお知らせ(またまたチャレンジ失敗!!)

はい、欠航のお知らせです。どうやら新千歳に機材があるようで、わざわざフェリーフライトで機材を持ってくるよりも欠航扱いにしたほうが収益がいいと判断したようです。昨日の時点で決まっていたようなきがするのですが、ならさっさと欠航にしてくれればよかったのに…

カウンターに行くことに

コールセンターは午前9時からしか営業しないので、当日の振替便確保のためとりあえずカウンターに行くことにしました。連絡歩道橋を渡れば5分足らずで空港につきます。空港直結ホテルの強みですね。

カウンターの受付開始時刻にはすでに数名の搭乗客の方が手続きをしており、順番を待って手続きしていただきました。

まず、振替便の手配です。本日中の次便(といっても、一日2便しかないのでこれが最終便です)に振り替えていただく手続きを取っていただきました。

次に、機材繰りでの欠航ということで保障として1500円分のミールクーポンをいただきました。このクーポン、中部空港の飲食店含めた小売店の殆どで利用できるもので非常に使いやすくなっています。

エアアジア・ジャパン(セントレア)のミールクーポン

保障あるんかい!!

ところで、他の搭乗客とのやり取りの中で、ホテルがどうのこうのということを耳にしたので、スタッフさんにお話を伺ってみると、昨日の欠航便でホテルを手配したという事実を耳にしました。

 

保障あるんかい!!

 

外資系のLCCって保障がないことがほとんどなのでてっきり保障がないものだと思っていました。となると、どうやら昨日の欠航便は天候不順ではなく機材繰り欠航扱いだったようですね。

スタッフさんの説明もクーポンを配布しているわけではないとかなにか誤魔化そうとしているような透明感のない説明で不信感を覚えますが、まあそんなことで文句言うのも時間のムダですし、手続きが終わったのでそそくさとホテルで朝食し、お昼ごろまで客室でゆっくりしました。

ちなみに、ホテルを手配してもらった人のレイトチェックインも航空会社負担でできたみたいですよ。

 

なのでみなさま、次エアアジア・ジャパンで欠航になったときは、コールセンターに電話するのではなく空港カウンターに行ってみましょう。保障があるかもしれません。

2018年3月2日 DJ9(セントレアチャレンジ五回目)

コンフォートホテルのフリークエントメンバーなら問答無用でレイトチェックアウト

コンフォートホテルのフリークエントメンバー「Choice Guest Club」なら、チェックイン開始時間が通常15時からのところが14時に、チェックアウト時間が通常10時なのが11時とそれぞれ一時間の優遇が自動的に適用されます。こういう遅延時に一時間でもゆっくりできるのは助かりますね。

 

LCC遅延時に役に立つカードラウンジ

セントレアにはランドサイド(非制限区域・保安検査前)にカードラウンジがあります。二箇所用意があり、それぞれ提携カードが異なっていますが、概ね殆どのカードが対応しているものと思います。(TS3・レクサスカード専用のラウンジもありますが、あくまで専用ラウンジということで割愛)

当方所有の楽天プレミアムカードは両方提携をしており、どちらか混雑時には空いている方に入れるメリットがあります。

5度目にしてようやく離陸!

エアアジア・ジャパンのチェックインカウンターは出発時刻の二時間前からオープンです。

チェックイン手続きは、預け荷物がなければ自動チェックイン機でのチェックインとなります。

搭乗券はA4用紙で出てきます。チェックインカウンター周辺にはエアアジア・ジャパンのグランドスタッフがそこそこ居たので操作に迷った時はすぐに聞けそうです。

チェックインカウンターでの手荷物の計量は特にありませんでしたが、あまりおおきな荷物の場合は臨時で計量が行われるとの情報がありますので荷物は必ず2つまで合計7kg以下に抑えるなど容量範囲内に収めるようにしましょう。

エアアジア・ジャパンの搭乗券

搭乗口での手荷物計量も行われていないようです。手荷物容量範囲内におさめていれば問題はありません。

機内の座席間隔はLCCではおなじみの座席間隔。ただし、ジェットスターのように下の座席ポケットの省略はありませんので、若干狭いかもしれません。

エアアジア・ジャパンの座席間隔

就航間もないエアアジア・ジャパンですが、当然機内販売があります。

買っている人がいるのか甚だ疑問のエアアジアテイストのオリジナルキャップやモデルプレーンなど、エアアジアファンにはたまらない一品が目白押しです。

エアアジア・ジャパンの機内販売品

最前列の席は運賃+900円で指定可能です。座席間隔が広く、LCCでは指定する人が少ない傾向にありますので、並びの席が取りやすいです。

エアアジア・ジャパンの最前列

今回の教訓

今回の教訓は

  • 台風シーズン外だからといって油断するな!春一番に気をつけよ!!
  • 天候不良っぽい欠航でも機材繰りの可能性あり!
  • LCCでも補償がある場合があるのでとりあえずカウンターで様子を見よう!

といったところになります。

なんだか、搭乗記というよりもトラブル対応編のほうが多かった今回の記事ですが、LCCには常に欠航リスクがつきものであると改めて考えさせられたフライトでした。

ではみなさま、本日もよい冒険を!

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