プライオリティパスの関空例の件を記事にしないわけ

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巷で話題の関西空港のプライオリティパス案件ですが、他の方のブログがすでに先行して記事化されておられましたので、TMTL的な見解を掲載いたします。

記事化しなかった理由

TMTLのツイッターでフォロー頂いている方にはすでにご存知かと思いますが、関西空港のレストランフロアにて、プライオリティパスがミールクーポン代わりになるシドニー式(TMTLが勝手に言っています)が実施されました。期間的には昨年の年末から実施されていたようですが、プライオリティパスのサイトに上がってきたのが1月だったので、知れ渡るのがこの時期になったようです。

お店的には、当然初めての試みなわけですし、なにより英語ばかりで使いにくいプライオリティパスの端末ですから、不慣れなのは必須でまたシステム自体をご理解いただいていないスタッフさんもいらっしゃったので、今記事化するのはお店にとって負担になってしまうと考え、記事化しませんでした。ツイッターでは、行かれる方は優しく見守ってあげていただきたいのと、研修に付き合ってあげてほしいと思います。

搭乗客じゃなくても適用される問題

これに関しては、プライオリティパス側から搭乗券チェックの義務化がかかってくると思います。個人的には、搭乗券のバーコード読み取り端末が非設置となっているので、非設置の理由が解消されれば設置されるものだと思います。

まあ、そもそも関西空港に行くまでに最低でも800円程度かかりますから、搭乗客でもないのに行くことは稀だとは思うのでそこまで気にすることでもないのかなと思います。

レストランにとってメリットになりうるのか

プライオリティパスで利用客が増えるのであれば、当然レストランにとってメリットになります。しかし、スタッフが慣れていない現状で、大量のプライオリティパス利用客が押し寄せてしまえば、プライオリティパス利用者ではない通常のゲストに迷惑しかねません。

この提携が長く続くためにも、今から利用するホルダーの皆様には研修に協力する姿勢を忘れないでいただきたいと思います。

 

最後に

プライオリティパスの適用ラウンジが日本に少ないのが残念ですが、このシドニー式のような新しい方式のレストランが増えると、今ラウンジがない羽田国際線や関西のエアサイドにもラウンジができるようになるかと思います。このシドニー式が日本で成功して、他の空港にも広がればいいと思っております。

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