【素人思考】サウスウエスト航空緊急着陸に関して

LCC

日本人には余りなじみはありませんが、アメリカでは大手FSCを抑えているアメリカ国内線最大手のLCC「サウスウエスト」航空ですが、本日緊急着陸する事故がありました。

 

”https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041800247&g=int″

 

以下、時事通信社の原文ママ

米ニューヨーク発テキサス州ダラス行きのサウスウエスト航空1380便ボーイング737-700型機(乗客乗員149人)が17日、エンジントラブルから機体の一部や窓が破損し、フィラデルフィア国際空港に緊急着陸した。米メディアによると、1人が死亡、7人が負傷した。乗客は爆発音を聞いたと証言しているが、トラブルの詳細は不明。運輸安全委員会(NTSB)は現地に調査チームを派遣した。

まず、お亡くなりになった方へお悔やみ申し上げます。

サウスウエストは実際になんごくも今年2月に搭乗し、取材致しました。また、様々な文献を閲覧して言えることは、サウスウエストは安全コストを削っていない航空会社だということです。

サウスウエストの機材はすべてB737シリーズで統一されており、その期待を数百機保有しているボーイング社の中でも大口の顧客です。次世代機もB737-MAXの発注も行っており、B737シリーズ一つに絞った経営を行っています。

サウスウエストでは、機体の種類を制限することで共通した部品を利用し、メンテナンスしやすくすることを行っています。機体がバラバラだと、その分整備士に負担がかかります。

このことから、サウスウエストの整備が甘かったという可能性は低いかなと素人考えで思っています。

となると、機体固有の問題があったのか、なにか外的要因があったのかということです。

B737シリーズはエアバスのA320シリーズと並んで世界中で運行されている機体です。日本でもANAやJALグループ・春秋航空日本がB737シリーズを運用しています。もし、これが機体固有の問題であったとすれば、世界中の航空会社が非常に困ってしまうわけです。

サウスウエストは今まで乗客が死亡する事故が発生していませんでした。今回の事故はサウスウエストにとって非常にショックなことですが、原因によってはサウスウエストだけでない問題が発生しているかもしれない、今回はそんなお話でした。

原因解明が早期に進むことを期待します。

 

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