羽田空港と東京・浜松町を結ぶ東京モノレールのJR線との接続駅である浜松町駅の連絡通路の運用方法が来年春から変更され、JRからの乗り換えだけでなくモノレールからの乗り換えでも連絡通路が利用できるようになります。
”http://www.tokyo-monorail.co.jp/news/pdf/press_20170606.pdf″
イメージです。
いままでの乗換方法
JRからモノレールへの乗り換えは、JR改札階から連絡通路を通って同じ階のモノレール改札口まで上下移動無しで移動できます。改札はJR出口改札、モノレール改札を通る必要があります。
モノレールからJR各線への乗り換えは、モノレール改札通過後一旦下階に降りてモノレール改札階をくぐった上で再びJR改札階まで登ってJR改札を通る必要がありました。
来年春からの乗換方法
来年春からは、双方の乗り換えにおいて連絡通路と乗り換え専用改札を通るだけで各線に乗り換えができるようになります。
今現在JRからモノレールへの一方通行になっている連絡通路を拡幅した上で相互通行にして、乗り換え改札一つ通るだけでJR改札内とモノレール改札内を行き来できるようになります。
メリット
今までJR各線への乗り換えにわざわざ一度下階に降りなければいけなかったものが解消されます。
また、改札が一つになることで例えば、モノレール羽田空港各駅から山の手線や都区内の各駅着の切符で乗車した場合にモノレール改札で切符を取り忘れるということも少なくなるのではないかと思います。
浜松町駅や周辺の再開発計画
現在浜松町駅では駅の改修や周辺の再開発が行われています。駅とその周辺の建物を一体で再開発をするものですが、今後はこの再開発の進捗でまた導線が変わってくるかもしれません。
また、東京モノレールでは浜松町から東京駅方面への延伸や浜松町駅の配線の変更を検討しているようです。羽田空港から浜松町へ行く時、ラッシュ時によく浜松町手前で一旦停止する場面に遭遇する人は少なくないと思います。皆様ご想像の通り浜松町駅のホームの空き待ちをしているんですね。この浜松町の構造が建設当時は便利だったのですが、現在ではそれが仇となってこれ以上の増発が難しかったり、延伸時の障害になっています。今後はこの駅構造についてもなにかしらの改修があると思います。
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