マイルの交換はお済みですか?(燃油サーチャージのお話)

ANA

マイルの交換は済まされましたか。

明日、2017年4月1日からANAを始めとした各航空会社で燃油サーチャージの値上げが発表されています。燃油サーチャージの上乗せは発券時の価格になりますので、今日までに特典航空券の交換・発券を済ませれば、燃油サーチャージは据え置き価格の上乗せで済むので予定のある方は早めに交換を済ませておきましょう。今でも遅いくらいですが。

どれだけ上がる?燃油サーチャージ

燃油サーチャージは原油価格によって決定します。昨年からOPECが原油の生産調整を行ったため、原油の価格の下げ止まりが起こりました。そのため、原油価格が上昇して今年から燃油サーチャージが復活しました。

現在、日本発の北米路線では燃油サーチャージは3500円ですが、これが明日から7000円に値上げされます。およそ倍の価格になります。

燃油サーチャージは原油の価格と飛行距離で計算しますので、韓国やアジア圏ではそれほど値上げ幅はありませんがヨーロッパや北米では、飛行距離が長いために燃油サーチャージの値上げ幅が広がってしまいます。

4月からANAでは、

  • 韓国:300円
  • 中国・香港・台湾・マカオ:1500円
  • ベトナム・フィリピン・グアム・サイパン:2000円
  • タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア:3000円
  • ハワイ・インド・インドネシア:4000円
  • 北米(ハワイ除く)・欧州・中東・オセアニア:7000円
  • メキシコシティ:3500円

の燃油サーチャージがかかります。これは片道運賃なので、往復すれば倍の燃油サーチャージがかかります。

特典航空券は完全無料ではない

ご存知の通り、特典航空券は完全に無料で海外にはいけません。

特典航空券で交換できるのはあくまで運賃だけ。その他に空港税や燃油サーチャージが上乗せされます。燃油サーチャージは発券時の価格で確定するので、燃油サーチャージが搭乗日までに上がったからと言って追加請求されることはありません。また、燃油サーチャージが下がっても返金されることもありません。

現状生産調整が撤廃されるというニュースはありませんのでしばらくは燃油サーチャージは継続される見込みです。なので、今年は行きたいという方は特典枠もありますからできれば今日中に特典航空券を発券しておきましょう。今日はそんなお話でした。

 

nangockも滑り込みで発券

さて、そんな注意喚起をしておいてなんなんですが、nangockも本日滑り込みで発券いたしました…

来年の2月の日程で、米国ワシントンまでの航空券を交換しておきました。アメリカ国内線の特典枠の空きがなかったのでその区間だけは別に手配する必要がありますが、米国までのビジネスクラスが2万円弱で発見できたのは素晴らしいと思います。これからマイルを貯めようとされているかたはぜひマイル以外にかかる諸費用のことも考えてみてください。

ANA
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